交流活動について

~一年の締めくくりにバーベキューで年忘れ~(会報VOL3 2012.1

2011年の一文字は「絆」。2月のクライストチャーチでの大地震、3月の東日本大震災、夏場の豪雨など大規模な災害が頻発した2011年を象徴したのは、家族や友人、知人、仲間などとのつながりを意識する言葉でした。paullorimer1そんないろいろあった一年を振り返るとともに新たな年へ大きな望みを共有しようと12月3日(土)に開かれた沖縄ニュージーランド協会主催懇親バーベキュー&望年会には会員を始め多くの関係者が集まりました。会場となったのは佐敷町のポール・ローリマ―邸。ポールさん仕様の沖縄の昔ながらの瓦ぶきの住宅の敷地内にはギャラリーが併設され、風情豊かな趣のある庭でのバーベキューパーティーです。パーティーやアウトドア好きでサービス精神とホスピタリティあふれるニュージーランド人らしく、快く場所を提供していただいたポールさん。メーンは特製のロースターでじっくり焼き上げたニュージーランドのラムと沖縄自慢のアグー豚あわせて60キロ、さらにテーブルには心づくしの料理の数々が並びました。


party2金城会長は「来年に希望を託す気持ちを込め、大いに飲んで食べながら交流を深めるとともに、協会を発展させていきましょう」と挨拶。日ごろの活動や会員の勧誘には欠かせないホームページが未だ立ち上がっていないとして、早期の立ち上げと協力を呼びかけました。その後の歓談で参加者らは、ニュージーランド産のワインやオリオンビールを味わいながら、たっぷりのラムとアグーを堪能、最後はポールさん親子が石がまで焼いた特製ピザが振る舞われ、盛り上がりは最高潮に!おなかも心も充実した宴となりました。

第2回定時総会を開催!(会報VOL2 2011.5

沖縄ニュージーランド協会の第2回定時総会は4月22日、金城誠会長らが出席して那覇市内のレストランで開かれました。
会では、前年度の事業報告の後、議事に入り、今年度の事業計画が審議され事務局の提案通り承認されました。その後は、懇親会に移り、出席者らが近況を報告しあい交流を深めました。

盛大に設立パーティー(会報VOL1 2010.11)

設立パーティー設立総会には、ニュージーランドに関心を持つ一般の人や県内経済界の関係者ら、合わせておよそ七〇人が出席。冒頭、会長の金城誠会長が「沖縄は、ニュージーランドビーフの県民一人あたりの消費量が日本一など、昔から強いつながりがあり、今後は若者を中心に相互の文化・経済交流を発展させていきたい」と挨拶した。また、会場にはイアン・ケネディ駐日ニュージーランド大使も訪れ、「協会の設立を機会に、食品の流通だけでなく、様々な交流を深めていきましょう」と呼びかけた。

そのほか総会では、今後、ニュージーランドからラグビーのコーチを招聘することなど、様々なイベントを通じて、両地域の交流を深めていくことなど会の当面の運動方針が確認された。総会の後に行われた基調講演では、沖縄戦で「県民かく戦へり」の言葉を残して自決した、大田実中将の4女で、現在ニュージーランドに住むオーモンドソン大田昭子さんが、自身のニュージーランドとの出会いや、ニュージーランドに住む沖縄県出身者との出会いなど、沖縄とニュージーランドのつながりについて語り、出席者は真剣に聞き入っていた。パーティーの最後、会場では、ニュージーランドビーフやニュージーランドワインも振る舞われ、参加者は沖縄の夜景を楽しみながら、ニュージーランドの味に舌鼓を打った。(実近 良雄)